
建築設計職として働く上で
建築士資格があると何が変わるの?
「設計職」と聞くと、全員が建築士を持っていると感じる方も多いと思いますが、実態は意外にもそうでもありません。
では、建築士資格があると何が変わるのか、今回は、建築士資格があると変わることについて紹介します。
最後に、建築士資格がなくても働ける職種についても紹介しています。



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建築士資格を持っていると何が変わること7選
▽資格があることで変わること7選▽
①建築士の独占業務を行える
②昇進や役職に影響する
③施主や社内からの信頼につながる
④年収が上がりやすくなる
⑤転職で有利になる
⑥独立後や開業の選択肢が増える
⑦定年後も資格を活かして働ける



資格の有無は長い目でみると
見るとジワジワ効いてきます
①建築士の独占業務を行える
「建築士」という資格が定められているだけあって、建築士にしか行えない業務が存在します
それは、一定の建築物の「設計」と「工事監理」
参考データ:国土交通省「建築士法解説」https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/content/001726105.pdf
建築士の資格があることで、この「設計」業務を行うことができます。
実際には、建築士資格を持たないまま設計業務を行っている方も多数存在しますが、その方が行っている作業は「設計補助」という扱いになります。
物件では、契約時の重要事項説明などは建築士が対応する必要があるため、資格がないと、どれだけその建築に関わろうが補助のままで終わってしまいます



資格がないと出来ない業務が
一定数あるということですね
昇進や社内評価に影響する
会社によっては、建築士の資格が
・主任、係長、課長などへの昇進条件
・管理職への登録要件
・設計責任者になるための条件
として、設定されている場合もあるくらい、資格の有無は会社では重要な評価指標です
同じ業務を行っている同年代の社員が2人いた場合、片方にしか資格がないなら、資格がある方の評価が上がるのは自然なこと
先述したように、「設計」は建築士でないと出来ないため、建築士がいない会社ではそもそも業務を行えないからです



私の会社でも管理職になるためには
一級建築士の取得が要件になっています
施主や社内からの信頼につながる
業種によりますが、設計職として働く上では対客的な部分で、資格が活きてくる場面があります
施主と打ち合わせやプラン提案を行う際には、建築士資格を持っていることが安心や信頼につながります
簡単に言ってしまえば、言葉に説得力がでます



若ければ若いほど、対客に向けての説明は
資格に助けられる部分がありますね
また、社内からの評価も資格の有無で変わります
仕事の忙しさは社内の人間が一番分かっています
年収が上がりやすくなる
建築士資格をもっていることで、手当が出る会社もあるので年収が上がる要因にも
昇進により基本給や賞与が上がれば、無資格の状態と比べるとその差はさらに大きくなります
建築士の手当は、1万〜5万程が相場です、会社によっては給料に込みなことも
合格報奨金という形で数十万単位の金額が一時的に支給の場合もあります
建築士の年収については、別途記事にしています





調べたところによると建築設計職の
平均年収は584万円
自身の年収と比べてどうでしょうか?
また、次項に続きますが、転職による年収アップもかなり狙うことができます。
転職で有利になる
転職においては、建築士資格がかなり活きてきます
建築士資格の有無が応募条件になっている場合もあるくらいで転職成功率は大幅に上がります
また、資格をきっかけに年収・キャリアアップを狙えるという点もポイントです



建築士資格を取得し、キャリアアップで転職をする方法は今も昔もよく見られる流れですね
実際に、建築士資格を活かして転職した人の声
資格がすべてではないけど、企業が有資格者を求めてるのも事実
逆に資格さえ取ってしまえば、高確率で優良企業への転職が叶うとも言えます



ちなみに転職の際は、業界に特化した
エージェントの活用がおすすめです
エージェントについては別途記事にまとめています⇩


独立後や開業の選択肢が増える
建築士があると、ある程度経験を積んだ後、建築士事務所を開設して独立するという選択肢も広がります。
独立することで
・仕事を選びやすくなる(自分の好きな仕事ができる)
・収入の上限がなくなる(働いた分だけ稼げる)
・働き方の自由度が上がる(場所や時間を選ばない)
など、自分の裁量で仕事ができます。
もちろん、仕事が必ずしも安定するわけではなく、すべての責任も自分となる側面があります。
今すぐ独立する予定がなくても、会社員以外の働き方を選べるようになるのは大きなメリットです。
定年後も資格を活かして働ける
建築士資格は、定年後の働き方としても活かしやすい資格です。
実際に、嘱託・契約社員で年収500万円前後〜の求人もあり、60歳以降でも専門職として一定の収入を得ながら働き続けられるケースがあります。




参考データ:Indeed・ハローワーク
高齢化のこの時代、年齢を重ねても専門職として給料をもらいながら働き続けられるのは大きなメリットです。
実際の口コミ



私の会社でも定年後に嘱託社員として
働いている方が沢山います
建築設計は建築士資格がなくても働ける
結論だけで言うと、無資格でも設計業務自体には携わることができます
実際の職場では、資格を持っていなくても
- プランニング
- 作図
- 法規チェック
- プレゼン資料の作成
- 申請業務の補助
など、資格がないまま有資格者のもとで設計補助業務を担当している人も多数存在します



会社によりますが、設計関連の社員が
10人いる場合は建築士は4人程度の体感です
まとめ:建築設計では必須ではないが、キャリアの選択肢は大きく広がる
建築士資格は、建築設計職として働くうえで必ずしも必要になるわけではありません。
ですが、持っていることにより得られるメリットは数多くあり、若手不足が進む建築業界では資格の有無は日に日に重要性を増しています
▽建築士資格があることで変わることのおさらい▽
①建築士の独占業務を行える
②昇進・役職・年収に影響する
③施主や社内からの信頼につながる
④年収が上がりやすくなる
⑤転職で有利になる
⑥独立後や開業の選択肢が増える
⑦定年後も資格を活かして働ける
建築の仕事を長く続けながら、自分に合った働き方を選びたい人にとって、建築士資格は大きな武器になります



建築設計として仕事を進めていくなら
ぜひ、取得してほしい資格です





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